株式会社ヤトミ製材

陸前高田市の一本松

文化財保護紹介

東日本大震災の津波に耐えた後、枯死してしまった岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」。
約19メートルの松の幹は3分割され、2カ月ほどかけて幹の中心をくりぬく作業を進めました。

文化財保護の流れ・背景

  • 文化財の保護の流れ

    大津波に耐えた立派な大木でした。 後ろにみえるのは、津波によって被害を受けた建物と水門です。

  • 文化財の保護の流れ

    最初に枝が切り離され、3等分に根本から切断したのちヤトミ製材に運ばれます。

  • 文化財の保護の流れ

    いままで復興のシンボルとして多くの人々を励ましてきた一本松。 モニュメントとして生まれ変わる日まで、陸前高田市とはしばらくのお別れです。

  • 文化財の保護の流れ

    ヤトミ製材に運ばれた一本松です。 ここから9分割し、保存の為の穴を開ける作業が始まります。

  • 文化財の保護の流れ

    一本松の保存作業の為だけに作った。 アイデア満載のチェーンソー式穴あけ機械です。 (弊社実用新案登録 第3184865号)

  • 文化財の保護の流れ

    心棒を通すため、真ん中をくり抜きます。

  • 文化財の保護の流れ

    枯死してしまったと聞いていたので、穴あけに耐えられる強度があるだろうかと心配していましたが、身のしまった立派な松でした。

  • 文化財の保護の流れ

    一本松がヤトミに搬入されてから、不眠不休で穴あけ作業を続けました。 ようやく作業も終盤を迎え、自然に笑みがこぼれます。

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